妊活によもぎ蒸しは効果的とされています。ただ医学的な根拠は明らかになっていません。
ただ取り入れることで、妊娠しやすい体づくりという意味で効果が期待が出来そうなのでご紹介します。私は妊活中に1年間通いました。
特に妊活の中でもよく聞くのが「温活」という言葉。この記事を見に来ている方はきっとご存じでしょう。体を温めることは、妊活にメリットだらけです。
この記事では妊活によもぎ蒸しはなぜ効果的といえるのか、1年間よもぎ蒸しに通った、私の感想を含めて紹介していきたいと思います。
よもぎ蒸しとは?
よもぎ蒸しとは、韓国伝統の民間療法で約600年の歴史があります。元来よもぎ蒸しは産後のケアとして伝えられてきました。子宮内に残った胎盤や血液排出を促進し、産後の肥立ちをよくする。出産により大きくダメージを受けた体を修復する効果があるとされています。
よもぎを煎じ、煮立てた蒸気で下半身を温め、よもぎ成分を膣粘膜から直接取り入れることができます。膣粘膜は他の肌部位と比べ経皮吸収率が約42倍とされる部位です。
基本のスタイルはよもぎを蒸した蒸気が出る装置の上に座り、専用のマントをかぶって体全体を蒸気に当てます。これにより、膣中心に体全体を温め、よもぎ成分を取り入れることができます。
私が通ったよもぎ蒸しのお店は雰囲気アジアンティストな感じ。よもぎ蒸しの前に全身マッサージもしてくれて、リラックスできました。肝心のよもぎ蒸しはちょうどいいポカポカ感。暑さは調節してくれました。昔よく行った銭湯によもぎサウナがあったんですが、それをもう少しよもぎ濃度を高くした感じ。(マニアックな表現ですかね?)さらさらの滝のような汗がかけてすっきり爽快でした。お肌もエステ行ったかのようにピカピカモチモチになりました。(あくまで宣伝じゃないです。本当の感想)
よもぎ蒸しの5つの妊活メリット
今回は妊活に絡めてよもぎ蒸しを紹介するので、妊活で分かりやすく効果があることをまとめました。
①ホルモン分泌を促す |
➁貧血の予防 |
③血流促進により老廃物の排出が促される |
④子宮内の修復・成長を促す |
⑤よもぎ効果でストレス軽減 |
①ホルモンバランスを調整する
体から冷えを追い出し、ホルモンをスムーズに分泌する手助けをしてくれます。
妊娠しやすい体というのは、ホルモンバランスが安定していることが挙げられます。「ストレス」や「冷え」「自律神経が乱れる」ことでホルモンバランスが乱れます。よもぎ蒸しで一番分かりやすい効果は冷えの改善です。冷えの改善によって体全体の機能が正常化。もちろん子宮の機能も正常化されることでホルモン分泌が促されバランスが整ってきます。
➁貧血の予防
よもぎには造血作用があります。血管を広げ血流を促すため、血液を作る手助けをしてくれます。
日本では50歳未満の女性5人に1人が貧血です。貧血ということは全身に必要な栄養や酸素を行きわたらせることができていない状態。赤ちゃんがお腹にできるとそこに栄養を運ぶのも血液です。妊娠すると通常の30%~50%増の血液が必要になるといわれています。つまりどういうことかというと、妊活をしている時点から貧血状態の場合、子宮にまず栄養が十分言っていない状態であり、もし妊娠しても赤ちゃんに栄養が行きわたりづらい状態ということです。
③血流促進により老廃物の排出が促される
よもぎ蒸しは老廃物を除去し、良質な卵胞、卵子をつくる手助けをしてくれる。
老廃物は普段からの食生活、生活習慣などで体がため込んだものです。老廃物は卵胞や卵子の働きを悪くします。さらにむくみ・冷え・血行不良・便秘・肌荒れなどを引き起こします。よもぎ蒸しは下半身を温めて腸の働きを高める効果が期待できます。汗もたくさん出ますが、これはほんの一部の老廃物。これまで体にとどまっていた便や尿(宿便と呼ばれる)がたくさん出ることで体が浄化されます。
④子宮内の修復・成長を促す
子宮の働きを良くし、子宮内を妊活によりよい環境に整えます。
赤ちゃんのふかふかベットとされる子宮内膜。これもホルモンによって作られます。子宮内膜は卵子が最初に到着する場所で今後赤ちゃんが育っていく場所です。この子宮内膜が薄いと卵子が着床しづらく妊娠に至りません。この子宮内膜を育てるのにもよもぎ蒸しは役立ちます。
⑤よもぎ効果でストレス軽減
よもぎ蒸しは副交感神経を優位にし、体の緊張をほぐしてストレスを緩和します。
ストレスが妊活に与える影響は大きいです。「妊活中のストレスとの向き合い方」で詳しく記事を書いています。よもぎ蒸しは自分だけの特別な時間。私も週に1~2回ほど通っていましたが、よもぎ蒸し後は体も気分のすっきり!ストレスコントロールにとても役立ちました。
よもぎ蒸しのタイミング
妊活中は生理後~排卵日の期間(低温期)がよもぎ蒸しに絶好のタイミングです!
さて、ここまででよもぎ蒸しはどんな効果があるのかが少なくともわかっていただけたと思います。そこで試してみたい!と思ってもちょっと待ってください。妊活中の方はよもぎ蒸しをやるのに、お勧めのタイミングは生理後~排卵日の間です。この間によもぎ蒸しで血液循環を良くし、体を整えることで良質な卵子を育み、妊娠しやすい体へと導いておくことが大切です。
また、排卵後~生理前(高温期)は、もし妊娠している場合では体に余計な影響を与えないほうがいいでしょう。よもぎ蒸しは医学的根拠はないにしろ、体に作用する療法なので避けたほうが無難です。
よもぎ蒸しに通う頻度
生理後に1回、その後は定期的に週1~2回がいいとされています。
体を変えようとするには、一定の期間が必要です。まずは3か月、少なくとも生理後1回、排卵日前に1,2回は通いましょう。冬はとても気持ちよかったので、私は生理が終わったら結構な頻度で行きました。よもぎ蒸しの後は外がどれだけ寒くても手足ポカポカで良く寝れました。
よもぎ蒸しによくある質問
よもぎ蒸しの値段はいくら?
サロンにもよりますが、一般的には1回3,000円~5,000円くらいが相場です。よもぎ蒸しだけでなく、マッサージ込み、ハーブティー付きなど様々なプランがあるのでよく吟味しましょう。仕事場の近く、お家の近くなど通いやすいところがお勧めです。
植物アレルギーがある方
よもぎはキク科の植物です。もしアレルギーが心配という方は十分注意しましょう。よもぎ蒸しをしていて体調が悪くなった、くしゃみや鼻水が出るという症状が出た方は中断しましょう。ちなみに私はブタクサの花粉症持ち。よもぎ蒸しはなにも症状はでませんでした。人によると思います。
体のなんらかの変化を感じる
よもぎ蒸しは体を根本から変えることが期待できるものです。血流が大きく変化することで、一時的に体調に変化が出ることがあります。おりものの色が変化したり生理の周期が変わったり、体がポカポカしたりなどという変化があります。
持病がある
心臓病、高血圧、腎臓病、最近手術を受けた方、てんかん、ヘルペス、水虫などの疾患がる方はよもぎ蒸しはできません。不安がある方は、一度病院で相談してからの受けましょう。
生理の経血が増える
血液循環がよくなることで、体の排出する機能が高まり生理の経血がいつもより増えたと感じることがあります。異常な量でなければ問題ありません。よもぎ蒸しは生理中や妊娠中は避けましょう。
妊活中の1年間よもぎ蒸しに通った感想
妊活中の私の体温は平均36,3℃くらい。できれば36,7℃くらいに上げたいと思ってましたが、なかなか温活をしても低温期の体温は上がらず。どうすればいいかと考えていた時、ちょうど仕事でよもぎ蒸しのサロンを知りました。
サロンのオーナーさんがとても話しやすい、気さくな方で私が妊活していることを相談しました。
これがきっかけで通うこととなったのですが、低温期に週2回しただけで生理前のイライラが減り、気が付けば生理になりました。2周期、3周期と定期的にやっていくうちに生理の経血量が多くなりましたが、サラサラした感じの血でキレイな赤色。前は赤黒い感じだったのですが…。
お肌も綺麗になっていくし、髪もホルモンバランスが整ってきたからかサラサラで扱いやすくなりました。そのうち妊娠して通うのをストップしました。現在は出産も終わったのでもう一度通いたいと考えているところです。他にもいろいろ妊活をしましたが、よもぎ蒸しは大正解だったと思います。
まとめ
妊活によもぎ蒸しを取り入れることは効果的だと私は思います。
医学的に妊活に有効とは証明されていませんが、妊活に重要と言われるホルモンバランス、温活、リラックス効果、貧血の予防、老廃物の排出がよもぎ蒸しで期待できるのです。妊活している方にはぜひ検討していただきたいです。
また妊活以外にも、美容や健康にとても効果的です。私の体験では、お肌と肩こりにとても効果的でした。また、ダイエットにもいいでしょう!
よもぎ蒸しのサロンは結構身近にあったりするので、ネット検索するとすぐみつかりますよ!
ぜひお試しくださいね!